決まった素材の服でないと着用出来ない

服のこだわりの1つに、
柔らかくて、伸縮性のある素材の服でないと着用出来ない。
テロテロした生地のものでないと・・・。
綿100%の生地でないと・・・
など、決まった素材の服でないと着用出来なくて悩んでらっしゃる方って結構いらっしゃいますよね((+_+))

触覚過敏で、みんながさほど気にならない素材でもチクチク感じてしまったり、
アトピーなどで素材にこだわらないと肌の調子が悪くなってしまうというのが原因で決まった素材の服でないと着用出来ない場合もありますが、

それ以外の理由から決まった素材の服でないと着用出来ないケースもあるそうなので、
fukufuku312のスーパーアドバイザーで発達障がいの専門家である守谷先生と対談させて頂きました(*^^*)


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うちの子は柔らかくて伸縮性のある素材の服でないと着用してくれないのですが、

どうすれば、他の素材の服も着られるようになりますかねぇ?

守谷先生

着やすい服を着ながら、違う素材も取り入れて、慣れさせていくことが大切です。
違う素材に対しては「これ着ようね」という説得ではなく、「これいいね」と伝えることが『慣れ』に繋がります。

fukufuku312

なるほど。
あと、『うちの子はこの素材じゃないと着られない』と、親が思ってしまってるところもあるかもしれませんね。
ただ、この素材だったら着てくれるかな?
と思って買った服を着てくれず、新しいまま友達にあげるという経験も多々あります。
慣れさせるには、例えば、試しに親のいろんな素材の服を少し着せてみたり、着なくても、いろんな生地を触るという経験を増やすことから始めてみても良さそうですね。
また、成長と共にいろいろな経験をすることで受け入れられる素材の幅も広がると思うのですが、
オススメの活動があれば教えて下さい。

守谷先生

いろんな素材の生地が触れる絵本など、遊びの中に取り入れるといいですね。
周りは、この子を何とかしないとと力が入り、逆効果の言動に出てしまうことが多々あります。
肩の力を抜いて、さりげなくをモットーに子育てに取り組むことが、楽しい子育てに繋がります。

fukufuku312

『さりげなく』心に響きます。
私も息子をどうにかしてあげたいと焦り、もがいて、肩がガチガチです。
これじゃ長い子育て、最後までもちませんね。
『さりげなく』取り組むにはいろんな素材の生地が触れる絵本はいいですね。​作ってみようと思います。


触覚過敏は10歳前後で和らいでくる方や、環境の変化からなどのストレスから急に過敏になったり、その日のコンディションに寄っても様々な場合もあるかと思います。
また、普段は苦手な素材の水着だけど、水遊びが好きすぎて水着だけは着用出来たり(*^▽^*)

さりげなく、遊びの中でいろんな素材に触れ、いろんな経験を積みながら、コンディションの良い日に「こんな服もいいよね~」とサラッと違う素材の服をダメ元で促してみるのもいいかもしれません(*^-^*)

ちなみに、決まった素材の服しか着用出来なかった私の息子は、特別何をしたというわけではなく、定期的にダメ元でいつもと違う素材の服を着せるチャレンジをしていました。
すると、ある日突然、「えっ!?着れるん!?」という感じで10歳頃からいろんな素材の服が着用出来るようになりました!!