マスクがつけられない
発達障がいの方は、その特性によりいろんな理由でマスクを着用することが困難な子が多いです。
・触覚過敏
・変化に対応することが難しい
・見えないものを想像することが難しくマスクが怖い
などなど・・・
けれど、見た目にはわかりにくいので、マスクを着用出来ないことで、辛い経験や大変な思いをされている方が多いのではないでしょうか。
なので、fukufuku312ではみんなの「こうしたらマスクを付けられるようになったよ」という体験談や
マスク着用が難しいことを周りに理解してもらいやすいマークの提供をしております。
体験談
療育の先生
耳の後ろは感覚過敏の子が苦手とする感覚があるところらしく、マスクのゴムを耳にかけることを嫌がる子が多いです。
なので、帽子などにマスクの紐を縫い付けて耳にかけなくてもよいように工夫していました。
発達障がい児のママさん
こんな耳にかけなくてもいい商品がありますよ!!
ホームセンターやネット通販でも購入できるみたいです。ネットでは400円前後くらいで販売してあったので、試しやすいのも嬉しい。
自身も感覚過敏な
発達障がい児のママさん
子どもの頃はマスクをつけると息の仕方がわかりませんでした。
大人になってからも、マスクの微妙なケバケバで顔中がムズ痒くなるし、鼻の穴の中までムズムズして、ストレスでしかありませんでした。
そこで、以下のことを試しました。
・いろいろなマスクを試す
・マシなものを見つける
・敏感肌用の化粧水(しっとりタイプ)をマスクにミストし、手でパンパンしながらケバケバを抑える
・それでもダメなときは、保湿ミルクとか無香料の保湿クリームを手に塗って、その手でマスクを
パンパンしてケバケバを抑える
こうすると、不織布マスクでもガーゼマスクでもつけられるようになりました。
まだ言葉の理解が難しい
発達障がいのある男の子
入院中、マスクをしていたら廊下で遊んでもよかったので、
「お約束~」と言って息子にマスクをつける
↓
とったらお部屋に戻る
↓
癇癪を起す
これを繰り返し、時間はかかりましたが理解でき、今でも「お約束~」と言ってマスクつけると外さなくなりました。
発達障がいの男の子
マスクをつけたら好きなお菓子を買いに行ける、自動販売機でジュ―スを買いに行けるという『ルーティン』をつくると少しずつ出来るようになりました。
ルーティンを守ることが大事な息子にとってはよかったのかもしれません。
また、「お友達もみんなマスクつけてるよ」と話すとみんながやるから自分も!!と思えたのかマスクをつけられるようになりました。
デイサービスのスタッフさん
うちのデイサービスでは、マスクをつけて過ごすことが出来たら、シールを貼っていくような支援をしている子がいて、マスクをつけられる時間がだいぶ増えましたよ。
fukufuku312も考えてみました
耳にかけないタイプのマスクや器具販売されていますが、リメイクでどぅにかならないかなとfukufuku312で考えてみました‼️
市販や手作りマスクのゴムを取ります
↓
触覚過敏に配慮し、
ズパゲッティを写真のよぅに縫い付ける(紐は少し長めにしておく)
↓
頭から被り、紐は2本とも耳の下にする
↓
動画のようにくくり、長さを調節する
ポイントはこの結び方☝️しっかり結べるのにほどきやすい‼️
紐は触覚過敏の人はニットのバイアステープや、いらなくなったTシャツとかでも良さそう👕過敏じゃない人はある程度幅のある紐なら何でも代替え出来るので、ゴム不足でマスクが作れないという方にもオススメ‼️
マスクをつける練習中マーク
こちらのマークは無料でご自由にプリントして頂けます。
名刺サイズになっており、パスケースなどに入れて鞄につけたり、首からぶら下げるなどして、マスクの着用が難しいことの理解をして頂く為にお使い下さい。
マスクをつけられない理由は人それぞれですので、ノーマルタイプをプリントして頂き、
下記に「〇〇な為、マスク着用が困難です」と記入して頂くのもおススメです!!
また、発達障がい児に限らず、マスクを嫌がるお子様にも使って頂きやすいデザインとなっております。
(※こちらを使って無断で商売をすることやこちらの意向とは違う使い方をすることはお止め下さい。)