服に無頓着

服は自分で着られるんだけど、肌着がチョロっと出ていたり、
ズボンの裾がグチャっとなっていたり、
襟がピロンとなっていたり・・・
そんな格好でも全然気にしない。

小さいうちはいいけど、大きくなると心配だなぁ~(*_*;
今回は服に無頓着な件についてfukufuku312のスーパーアドバイザーで発達障がいの専門家である守谷先生と対談させて頂きました。


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どうすれば身だしなみをきちんと出来るようになるんでしょうか?

守谷先生

自分にとって、どうでもいいことだと気にしていません。
いい状態のときと、周りから見るとNGと思われる状態の違いを認識してないことによります。
しかし、周りから『これは変よ』と、しつこく言っても耳には残りません。
いい感じの状態ができたときに、しっかり誉めて『こういうのがいいんだ』
と気づかせることが大切です。
それが社会性を身に着けることに繋がり、いい状態を保とうとするようになります。

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着替えたら、鏡の前で一緒に肌着が出てないか、ズボンの裾は両足とも下がっているか、など、チェックする習慣を付けるのもよさそうですね。
例えば、きっちり着ている写真と、だらしない格好の写真をはっておき、鏡の前で自分の格好と比較するのはどうでしょうか。

守谷先生

なかなかいいと思います。
何がOKな着方なのか、気にもしていないし、知らないし・・・って感じです。
要するに、周りを見て学ぶというのが苦手。それゆえ、年中、半袖でも平気。
しかし、指導していくことで、
『周りが長袖ばかりだし、半袖ではみっともないから長袖を着る』 
ということができるようになったりします。

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半袖から長袖への切り替えにも使えそうですね。


何がOKで、何がNGなのかを本人にとってわかりやすい方法で伝えないといけないんですね。
出来たときに褒める。
視覚的にわかりやすい工夫をする。
一緒に手を添えて正しい着方を教える。
などなど、お子さんと試してみて下さい(*^^*)