下半身を触ってしまう

小さいお子さんで自分の下半身をよく触ってしまう子っていますよね。
見た目も気になりますが、触り過ぎて、ばい菌が入ってしまったり・・・。
発達障がいのお子さんの中には、年齢が大きくなってからも場所を構わず、下半身を触ってしまい、社会的に考えると問題になってしまうケースも出てくるんじゃないかと、不安になったりしますよね( ;∀;)
今回は下半身を触ってしまう件についてfukufuku312のスーパーアドバイザーで発達障がいの専門家の守谷先生と対談させて頂きました☆


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そもそも何故、下半身を触ってしまうんでしょう?

守谷先生

本能的に触ってしまうということです。
ほかに興味をもつものがあれば、そちらに集中するので、触ることは自然と減りますし、触れない工夫をされた服を着ることで他に興味が移行することもありますね。

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肢体不自由な方の服屋さんには大きいサイズのロンパースを扱っているところもありますので、ロンパースなどを着て、触りにくくし、興味を他に移すことは良いアイデアですね。
性の話になりますが、まだ、身体の内側の感覚が鈍感で、その中で1番敏感な下半身にたまたま触って気持ちよく、落ち着くからという理由で本能的に触ってしまうと思うのですが、息子も下半身が気になる時期があります。
その時期はいつも寝つきが悪かったり、情緒が不安定だなと感じます。
息子のように、こういう時期はよく触りがちといったことはありますか。

そういった時期に触りがちになることはよくあります。
不衛生にもなるので、低学年なら、入浴時に「ここはよく洗っておこうね」と、
不衛生な部分なんだと知らしめておくことも、触らなくなるきっかけになったりします。
性に関する教育は小学5年生で終わらせないと、中学生になると本能の方が勝ってしまうので要注意です。

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下半身は自分の大切なものであり、お風呂などでキレイにするまでは、汚れていることもあるからお風呂以外では触らないでおこうね。
と、小さいうちから教えてあげることが大切ですね。
​もっと、日本の性教育に力を入れてほしいです。


場所を構わず下半身を触ってしまう問題は、服の工夫として、ロンパースやつなぎの服などを着用して触りにくくしたり、意識をそらすように促す工夫と同時に性教育をしていかないとですね・・・
発達障がいと性教育ってとても大切で、とても難しいと思うので、工夫された服をつくることでそれを助けることができたらなと思います。